20代で転職回数が5回の方へ!成功する若手ジョブホッパーになるには?
20代で転職を5回または、その数を前後する方は自分が満足できる転職ができてはいないのでしょうか?
「転職はしたい、でも次も自分が納得できる転職は難しそう」など、いろいろな悩みを抱えていると思います。
事実、20代で転職回数が5回というのは、企業側から見れば「すぐにまた辞めそう」「しっかりとしたビズネススキルが身についていない」と思う心理があるので、なかなか雇おうとしないのが本音です。
本記事では、そんな転職回数が20代ですでに5回以上の方が、どのように自分のキャリア修正していけば良いのかについて、具体的なコツを紹介していきます。
自分のキャリアを安定させたい、自分が満足できる仕事に就きたいと考えている方はぜひ本記事を参考にして、実践していきましょう。
本記事を実践して、キャリアアップに繋がるジョブホッパーになりましょう。
まずは無駄な転職を繰り返してしまった失敗ジョブホッパーの体験談を紹介します。
具体的な解決策も紹介していきますので、同じような事のにならないようにしましょう。
自己分析が不足して転職を失敗した体験談
この章では20代のジョブホッパーが実際に転職の際に、工夫した点や苦労した点などを紹介していきます。
基本情報
性別 | 男 |
年齢 | 29歳 |
業種・職種 | 営業 |
転職回数 | 4回 |
転職を繰り返した理由
自分にもっと力を活かせるところがあったのではないかと思い、転職を繰り返しました。今思えば将来についてはノープランで行き過ぎたことに後悔しています。
特に2回目の職場に関しては、完全に企業に対してのリサーチせずに転職を決めてしまったので仕事内容が想像と現実で違いすぎて1か月くらいで3回目の転職をすることになりました。
とにかくその時は「1か月間であれば、履歴書に会社のことを書かなくていい」と聞き急いでしました。
結果、2回目の時よりは企業分析を実践したのでまだ、想像通りの職場に巡り合えました。
ただ、仕事内容などにやりがいを感じることができず、3年目の時に4回目の転職を決めました。
具体的に改善したこと
具体的には、自己分析を徹底的にこだわりました。
自分がどういったところにやりがいを感じれるのか、どういった仕事で実績を残しやすいかなど、とにかく自分の今までのキャリアを分析しました。
こうすることで自分がどういった企業にアプローチをかけていけば良いのかがわかってきました。
それまでの転職はずっと、転職エージェントに勧められたところに決めるなどをしていたので、今回は本当に自分の納得できる転職をしようと思い、自己分析にこだわったのがきっかけです。
これから転職するかはわかりませんが、もしするのであれば自分のスキルや経験にマッチし、キャリアアップにも繋がるような転職を実現していきたいと思っています。
運任せの転職で失敗した体験談
この章では20代のジョブホッパーが実際に転職の際に、工夫した点や苦労した点などを紹介していきます。
基本情報
性別 | 女 |
年齢 | 28歳 |
職業・業種 | 企画 |
転職回数 | 4回 |
転職を繰り返した理由
転職を繰り返してしまった理由は企業分析のリサーチ不足だった思います。もちろん、社風や人間関係、給与なども転職した理由に入ってはいますが、そもそもきっちりしたリサーができていれば、そういったミスマッチも起きなかったと思っています。
2回目の転職の時には、1回目の転職で3つほど内定が貰えたので「転職は簡単だな」と思ってしまったのがいけませんでした。
こういった転職を軽視する気持ちから転職を決断するハードルや、自分のキャリアの形成などの計画を疎かになり、転職活動も質の悪いものになったからです。
とりあえず、転職サイトを見て良いのがあれば即決で応募し、転職エージェントから勧められるがままに企業に応募していました。
今思うと、自分の相性の良い職場と出会うのは、転職してからしかわからないと思っていたのが一番の失敗です。
4回目の転職で内定を貰うのが難しくなり、少し期間が長くなってもいいから後悔しない転職にしようと思いました。
具体的に改善したこと
面接官などの反応が良かった際に「現場の人と話せるか」などの機会を作ってもらい、とにかく職場の雰囲気を知ることにフォーカスしました。
Vorkesや転職会議なども利用していたのですが、信用ができない場合もあると聞いたので現場の人から情報を集めるのが大事だと感じたからです。
3回目の転職で実際に上記2つの転職サイトを利用して、4回目の転職をすることになりましたし。
ポイントとしては、面接官の反応が良かった時などに聞いてみるのがタイミングとしてはベストです。
また、採用選考がいくつか設けている会社は、一次選考などで聞いてもスルーされることが多かったので聞かないほうが無難かもしれません。
唐突にお願いしてみて、困惑させてしまったことがありました。今考えれば、一次面接を担当する面接官に、現場の人と面接を設ける決定権などもないと思います。
こういったお願いをした時に「それよりも、○○の評判を聞いた方が良いですよ」など、現場で働いている人と合わしてくれない会社は内定を貰っても断ることにしました。
かなり面接を受けて、4回目の転職では、現場の人と話した企業2社から内定をいただきました。
現場の人と話すことができたので「どういったところがしんどいのか」「職場の雰囲気はどうなのか」「やりがいを感じるところはどこなのか」などイメージがしやすかったです。
4回目の転職で初めて、入社前から自分と相性がいい職場だと確信することができました。
もし、職場の雰囲気などが気になる方は、現場の人と面談する機会を作ってもらうことをおすすめします。
自分のキャリアを安定させるためのルール
ここでは転職回数が多い人が、どういったところを心がければ将来的にキャリアが安定することができるのか紹介します。
転職が多い方には必ず転職が失敗してしまう、原因というものがあります。
本章で自分が転職を失敗する原因に当てはまっていないか、また自分はどういった転職をしていけば良いのか参考にしてみてください。
自分の武器になるスキルを見つける
20代で自分のキャリアを軌道修正するには、まずは自分が武器にするべき企業のアピールポイントを第一に考えていく必要があります。
たった、一つだけでいいので、自分がこれから伸ばしたい、または今現在に使えるスキルを考えてください。
スキルを決める作業というのは自分のキャリアの軸が決まります。
自分で決めたスキルがどこで活かせるのか、どこで成長できるかによって仕事内容に取り組み方や転職の際に軸にする企業選びがしっかりと決まるようになります。
また、スキルがあるからこそ、仕事を任されキャリアアップに繋がります。
まずは、仕事にやりがい、収入を求める前に自分にはどんなスキルが良いのか考えてください。
もし、自分にスキルがない場合には、これから何十年も働くうえでどういったスキルを持ちたいのか考えてください。
また、自己分析などで過去に選んできた仕事がどういったところに興味を持ったのか、どういったスキルを身に着けることができたのかなどを考えていきましょう。
心にゆとりを持つ
次に必要なのが転職活動においてゆとりを持つということです。
転職活動は確かに忙しくなりますし、交通費などでお金がかさみます。
退職してからの転職であると、なおさら「早く転職をしないといけない」という感情にかられてしまうでしょう。
転職で失敗する人というのは「こういった焦り」などから、企業分析もままならない状態で転職先を決めてしまうのです。
こういった、焦りの気持ちがあると自分に本当にあった転職先というのが、選べない状態になりやすいのでまずは、転職を始める前にしっかりと計画を練っておきましょう。
- どれくらい貯金があるのか
- 転職活動中の収入源は
- どういったところを節約するのか
このように、いくら出費するのかの予想といくらまでなら転職活動で使えるのか考えていきましょう。
ジョブホッパーから、キャリアビルダーになる方法はこちらにまとめています。