山田義孝プロフィール

2020年2月15日

山田義孝

1982年生まれ。京都出身。現在は東京都の三軒茶屋から徒歩10分程度のところに住んでいます。

私は、いわゆるジョブホッパーで新卒で就職したのは、食品会社の営業でした。地元では少しは名が知られていますが、従業員40人程度の食品会社で、店舗や飲食店に商品を置いてもらうための販促営業をしていました。この会社は2年半で辞めてしまいます。

その後、京都市内の不動産会社で注文住宅の契約や申し込んだお客さんの相談を聞く、アドバイザーとして働いていました。この時20代半ばで、年齢もあり家を売るという仕事は合いませんでした。結婚の予定もありませんでしたし、正直「家を建てる」ということに対して、興味もなく経験もないので「本当に私がお客さんの家の相談を受けても良いのか?」という気持ちがありました。

この時に宅地建物取引士(宅建)の資格を取ります。しかし、この資格はその後の仕事で活用することはありませんでした。そして、この不動産会社を辞め27歳の時に上京します。(3年足らずで退職)

東京に言った理由は、何か自分に合った仕事でキャリアを重ねて仕事をしていきたかったのです。ただこの選択肢が、私のキャリアをジョブホッパーにすることになるのです。地域的な要素もあるのか、東京の会社に馴染むことができず、3年のうちに5つの会社を転々としていました。この時働いていたのは、印刷会社の営業(BtoB)→医療機器の営業→賃貸不動産仲介会社→人材派遣の会社(2社)です。

年収を高くしたかったので、できるだけ歩合がある会社で働いていたのです。しかし、そうはうまくいくものではなく、微々たる歩合をもらう程度でした。今まで営業や顧客と会う仕事だったので、営業が向いているのだと勘違いしていました。

しかし、人材派遣の会社で働いたことで私の人生は転機を迎えます。

人材派遣の会社は、ゆわいる職業紹介(今でいう転職エージェント)の会社だったのです。お客さんの対応をするうちに、転職でキャリアアップをする人と、私のようなジョブホッパーの違いが分かったのです。キャリアを重ね転職をしている人は紹介をする側も紹介できる先が多く、勤務地や福利厚生面まで見て選べる状況でしたが、ジョブホッパーになっている人は数社の中から消去法で選ぶような状況でした。

私もできることなら前者の最近でいうキャリアビルダーになりたいと思いました。キャリアビルダーの方の特徴としては、年収1000万円以下の方は同じ業種で転職を繰り返し、営業職の方はほとんどいなかったのです。

また同じ業種の中ではありますが職種は様々なものを経験している人が多かったのです。考えてみると会社からすると、同じ業界で長くいる、そして色んな部署に配属された経験がある方が人材としては頼もしいわけです。年収500~800万の方はこのような方が多かった印象です。1000万円を超えてくると専門の資格を持っている人か、逆に大手企業で様々な業界を行き来している人が多かったです。

私がこの時目を付けたのが、SEの仕事です。SEの方は転職するときに選ぶ先がたくさんあり、経験や年齢によっては年収1000万円を超えている方もいました。

先ほどの話でいうと、「同じ業界」+「専門職」となり、最も効率が良かったのです。特に興味がある業界でもなかったですが、今までいろんな業種を経験したこともあり、新しい業種に行くことに関しては、抵抗がありませんでした。

とはいえ、完全な未経験業種だったので、まず、職業訓練所でSEになるためのプログラミングやシステムの勉強を半年しました。そのあと未経験でも採用してくれる会社を探し、転職しました。

この時注意したのは、職業訓練所からの紹介ではなく、転職エージェントを挟んで職場を探したことです。その方が選ぶ先が多くなるということがわかっていたからです。そして、ベンチャーの会社ではあったものの、職業訓練半年の経験でSEとして採ってくれる会社を見つけたのです。

この会社は、2年9カ月働き、その後は会社としては小さいですが(従業員20人程度)、大手企業のシステムを管理している会社に転職しました。ここでの経験は大きなプラスになりこの会社も2年4カ月働き、今はシステムの会社としては大手の会社で働いています。年収も700万になり、残業手当もつき、月9回休みがあり有休消化もしっかりとできる環境です。(会社として24時間システム管理があるのため土日休みではなく不定休)

転職というのは、情報を知っているかどうかで、大きく左右されるものということがわかりました。

今の会社はいい会社ですが、関西に戻りたいという気持ちもあるので、4,5年働いたら転職しようかと考えています。

 

このサイトでは、私の人材派遣会社で働いた経験やキャリア転職できた経験を生かして、書いています。

今現在、転職を考えている方や、ジョブホッパーと言われる状況になっている方、そして何よりキャリア転職をしていきたい方は是非参考にしていただければと思います。

 

ジョブホッパーから、キャリアビルダーになる方法はこちらにまとめています。

【6度の転職】ジョブホッパーは危険!キャリアビルダーになる6つの条件

 

Posted by 山田義孝